会長挨拶
2022-23年度 橿原ロータリークラブ 会長 平田博也

「多様化する社会に対応し 未来につないでいこう」
コロナ禍の長期化により、社会や日常生活において活動の制約が余儀なくされています。自然災害や環境汚染等が発生し、復興に時間が要するところも多くある現代(いま)、我々には環境の変化と社会の急速な進化に対応する力、そして自然を畏敬し共生するこころが求められています。
社会ではリモートを活用した仕事や会合が出来るようになり、対面でなくても不自由のない生活ができる社会構造が急速に進化していく中で、ロータリークラブとして何を求められているのでしょうか、そしてどのような組織運営や活動をしていくことができるのでしょうか。
今年度のRIのジェニファー E・ジョーンズ会長は、「イマジンロータリー」とテーマを掲げられ、私たちの未来を想像し世界に変化をもたらせるように、とおっしゃっています。
第2650地区尾賀康裕ガバナーは「感動、感激、そして感謝」のスローガンのもと、活性化を図る価値観とロータリアンとしての方針を示されています。
RIのテーマ、第2650地区の方針を踏まえつつ、社会情勢の変化に対応し、ロータリーの活動について再確認と共有を行い、一丸となってクラブの運営を維持していくことが必要であると考え、2022-23年度橿原ロータリークラブテーマ、「多様化する社会に対応し 未来につないでいこう」といたしました。
このテーマを実行するためには、会員増強により数年で10数名という会員が増え60名近い人数となったいま、改めてクラブ65年の歴史の重さを共に知り、先人の意志とそれぞれの多様な考えを学び、時代にあわせ進化させることが必要であると考えます。
そのためにまず、活動の基本である例会運営においては、会員の安全を最大限守り、対面を基本としながらも、時には先端技術を有効に活用し、社会状況に柔軟な対応をとるクラブ運営を行なっていきます。例会に出席することにより、内外の講師による卓話や会員同士の会話の中からヒントや学びを得ることができます。
そして、各奉仕活動(委員会)を核とし、委員長だけでなく委員会メンバーによる積極的な意見交換を行い、綿密な活動計画を練り、多くの会員参加のもとに実行することができる組織づくりを行います。
さらに、親睦を深めて活気あるクラブにするために、ロータリーファミリーである、ロータリアンのご家族・ローターアクター・インターアクター・米山奨学生がより深く仲間として共に歩んでいけるような事業や企画を実行致します。
今年度は、地域奉仕・青少年奉仕に力を注ぎたく、社会奉仕、青少年奉仕、RA・IAの3委員会で合同の奉仕活動を計画しています。地域のニーズに応え、ローターアクト・インターアクトとの関係を深め、未来のロータリアン候補や社会で大きな力となる人材を育成するよう進めて参ります。
ロータリークラブのメンバーとして、例会のみならず、地区行事・県下行事・委員会・同好会に積極的に参加し、何事にも楽しむ心を持ってロータリアンライフを一緒におくりましょう。
活動内容
・3委員会合同地域活性化事業
・橿原ロータリーアカデミー 情報集会 各委員会での活発な意見交換
・奉仕活動への積極な参加を促し奉仕を通じて親睦を深める
・友を増やし(会員増強)友と歩む(相互理解)